肥満治療

<自由診療>

オベシティ治療(肥満症治療)のお知らせ 


1.ウゴービによる肥満症治療
当院では、肥満に伴う健康障害の改善、生活習慣病リスクの低減、健康のための減量を目的として、肥満症治療薬「ウゴービ(セマグルチド)皮下注MD」による治療を自由診療(自費診療)で行っています。
ウゴービ皮下注MDは、「肥満症」などを効能・効果として国内で承認された薬剤です。週1回ご自身で皮下注射し、1本のペンを4週間(計4回)使用します。
当院では、美容・体型改善のみを目的とした処方は行っていません。 また、糖尿病治療薬を減量目的で使用する治療ではありません。 肥満症治療薬として承認された「ウゴービ」を、承認された「肥満症」の効能・効果の範囲内で使用します。
当院は、ウゴービを保険診療で処方するために必要な施設要件等を満たしていないため、本治療は自由診療(自費診療)となります。

2.治療の対象となる方

食事・運動療法で十分な効果が得られず、高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、次のいずれかに該当する方が対象です。
•    BMI 35kg/m²以上 
•    BMI 27kg/m²以上35kg/m²未満で、以下の肥満に関連する健康障害を2つ以上有する方 
(肥満に関連する健康障害:耐糖能障害、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、冠動脈疾患、脳梗塞、脂肪性肝疾患、睡眠時無呼吸症候群、運動器疾患、肥満関連腎臓病など)
最終的な治療適応は、診察、既往歴、服薬状況、検査結果等を確認したうえで医師が判断します。

3.治療を行えない、または慎重な判断が必要な場合
 妊娠中・妊娠の可能性がある方、2か月以内に妊娠を予定している方、ウゴービに対するアレルギーのある方のほか、20歳未満、授乳中、1型糖尿病、他のGLP-1関連薬を使用中、重度の胃腸・腎・肝疾患、膵炎の既往、摂食障害などがある場合は、治療を行わないことがあります。
また、定期的な受診・検査や安全な自己注射が困難な場合も、治療対象とならないことがあります。

4.料金
・薬剤1本で4週間の治療ができます。

 4週間分(週1回×4回)のウゴービ薬剤費、診察料・管理料、ペンニードル(注射針)・消毒綿等の資材費が含まれます(すべて税込)。
① 0.25mg 12,500円  ② 0.5mg 18,500円  ③ 1.0mg 26,500円  ④ 1.7mg 39,000円  ⑤ 2.4mg 52,000円
 通常は0.25mgから開始し、体調や効果、副作用を確認しながら必要に応じて段階的に投与量を調整します。
 治療開始時および治療中に検査が必要な場合は、別途検査費用がかかります。
 ・初回に導入時基本検査を行う場合は、0.25mg 4週間分12,500円+基本検査2,200円=14,700円(税込)です。


・ウゴービ導入時基本検査 2,200円(税込)
 基本検査には、血算、血糖・HbA1c、肝機能、腎機能、電解質、脂質、尿酸、一般尿検査を含みます。
治療開始前6か月以内の人間ドック・健康診断等の検査結果をご持参いただいた場合や、当院で6か月以内に
肥満に関連する健康障害で検査を受けられている場合は、医師が内容を確認し、検査の全部または一部を省略できることがあります。 不足する項目については追加検査を行う場合があります。

5.治療の流れ
① 初回診察の予約
 WebまたはLINE、電話・窓口からご予約ください。Web問診で「オベシティ治療(肥満症治療)希望」とご入力ください。
② 初回診察・検査
 体重経過、肥満に関連する健康障害、既往歴、服薬状況などを確認し、必要な血液・尿検査を行います。初日に検査を行う場合は、1週間程度で結果を確認のうえ、次の③治療開始に進みます。
③ 治療開始・自己注射指導
 初回診察後、通常1週間程度で検査結果が判明します。検査結果等を確認し、治療可能と判断した場合に治療を開始します。
 初回の注射は、医師・看護師の指導のもと、院内で自己注射を行います。
④ ご自宅で週1回自己注射
 その後は週1回、ご自身で自己注射を行います。
⑤ 4週間ごとの診察
 原則として4週間ごとに受診し、体重、体調、副作用などを確認して、次の4週間の投与量を決定します。
※ウゴービは取り寄せとなるため、継続診療も、必ず3日以上前に、事前ご予約のうえ受診してください。

6.治療中の診察・注意事項
•    治療中は体重、BMI、血圧、治療効果、副作用などを確認し、必要に応じて血液・尿検査を行います。 
•    治療開始時は通常0.25mgから開始し、状態を確認しながら段階的に増量します。効果や副作用には個人差があり、医師の判断により増量の延期、減量、休薬または中止を行う場合があります。 
•    ウゴービによる治療とあわせて、食事・運動などの生活習慣改善を継続することが重要です。 
•    治療期間は、治療効果、副作用、体重や健康状態などを確認しながら個別に判断します。3~4か月治療しても改善傾向が認められない場合には、治療を中止します。 
•    注射のたびに新しいペンニードル(針)を取り付けて使用します。 
•    ウゴービ治療に関連する診察・検査・薬剤等は自由診療となり、健康保険は使用できません。 

7.主な副作用・リスク
ウゴービでは、吐き気、下痢、嘔吐、便秘、腹痛、腹部膨満、食欲低下などの症状がみられることがあります。特に治療開始時や増量時には、消化器症状が起こることがあります。
まれに、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎、イレウス(腸閉塞)などの重い副作用が起こることがあります。強い腹痛が続く、嘔吐を繰り返す、著しい腹部膨満などの症状がある場合は、使用を中止して速やかに当院または医療機関へご相談ください。
また、糖尿病治療薬を使用している方では、低血糖を起こす可能性があります。