あさひ国分寺内科
東京都国分寺市南町3-1-29
国分寺南医療ビル1F
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20歳以上の国民の二人に一人は高血圧である、とされています。
高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧とがあります。多く見られるのが本態性高血圧です。原因として、肥満、運動不足、ストレス、食塩の摂りすぎ、飲酒、遺伝的体質などが組み合わさって起こると考えられています。二次性高血圧は、甲状腺や副腎などの病気の他にも、睡眠時無呼吸症候群に合併するとされています。
診察室血圧 | 家庭血圧 | |
収縮期血圧|拡張期血圧 | 収縮期血圧|拡張期血圧 | |
正常血圧 | <120 かつ <80 | <115 かつ <75 |
正常高値血圧 | 120-129 かつ <80 | 115-124 かつ <75 |
高値血圧 | 130-139 かつ/または80-89 | 130-139 かつ/または80-89 |
高血圧 | 140以上|90以上 | 135以上|85以上 |
診察室血圧とは、クリニックなどに来られて測ると、普段に家で測るより高めの値になってしまうことから、自宅(家庭)での血圧と区別しています。
血圧が高いと、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるばかりか、腎臓などの内臓にも負担がかかります。痛みなどの自覚症状が無いことから、慢性的に臓器に負担をかけてしまします。
高血圧が進んで動脈硬化になると、心臓の疾患(狭心症や心筋梗塞、心不全など)や、また脳の疾患(脳梗塞、脳出血などの脳血管障害(脳卒中)や認知症)になりやすくなります
塩分の濃い食事に慣れている方は、減塩も心掛けましょう。一日6gの塩分までに下げることが推奨されています。
もし、おうちに血圧計があるなら、ぜひ血圧を測る習慣にチャレンジしましょう。
毎日毎朝に測れなくても良いですから、まずはできる範囲で第一歩を。